「脱毛をしたいけど、どんな脱毛方法があるか分からない」そんな人も多いのではないでしょうか。
一言で脱毛といってもその方法は様々あり、いずれも良し悪しがあります。
あなたにおすすめの脱毛方法を提案します。
脱毛サロン・医療クリニックでおこなう脱毛方法
脱毛をする方法は、大きくわけると下記の4つになります。それぞれ特徴が異なるので、分かりやすくまとめてみました。
脱毛方法の比較表
痛み | 料金 | 時間 | 効果の持続性 | |
---|---|---|---|---|
光脱毛 | ◎ | ◎ | △ | ◯ |
医療レーザー | △ | △ | ◯ | ◎ |
ニードル脱毛 | × | × | × | ◎ |
ワックス脱毛 | △ | ◯ | ◎ | × |
どの脱毛方法にも、それぞれメリット・デメリットがあるので、自分にあった方法で脱毛をおこなうのが最適です。
医療レーザーや光脱毛には様々な種類があるうえ、ニードル脱毛、ワックス脱毛でも施術方法が大きく異なります。
医療機関で受けられる医療レーザー脱毛
医療レーザー脱毛は、美容クリニック、もしくは皮膚科などの医療機関で受けられます。
- 医療レーザー脱毛の特徴
-
- 国家資格をもつ医師、もしくは看護師のみ扱うことができる
- 毛の再生をほぼ永久的に防ぐことができる
使用するレーザーは医療機器になるため、国家資格をもつ医師、もしくは看護師しか扱えません。レーザー照射を重ねておこなうことで、毛の再生をほぼ永久的に防げます。
一括りに医療レーザー脱毛といっても数多くの種類があり、それぞれ痛み・特徴・波長(光のエネルギー)が変わってきます。
アレキサンドライトレーザー
アレキサンドライトレーザーは、医療レーザーの中でもっともポピュラーな脱毛機です。
- 効果が高い
- 冷却しながら脱毛できるから、施術スピードが早い
755nmという短い波長で、ムダ毛に対して集中的にアプローチするため非常に効果が高いです。冷却風や冷却ガスを吹き付けながら照射をしていくため、照射スピードが非常に早いうえ、従来のレーザー機よりも痛みがかなり軽減されます。
- 産毛へのアプローチが弱い
濃いムダ毛には反応しやすいのですが、産毛へのアプローチが弱いデメリットがあります。しかし、回数をしっかり重ねておこなえば、産毛までキレイに脱毛をすることは可能です。
- アレキサンドライトレーザーのクリニック
ダイオードレーザー
ダイオードレーザーは、800、または810nmという波長を出して照射していきます。
- 産毛へのアプローチが高く、痛みが少ない
- 照射漏れになりづらい
アレキサンドライトレーザーよりも波長が長いことから、産毛へのアプローチにかなり定評があるうえ、より痛みも少ないです。
また、レーザーの照射口が円形ではなく、四角形のため当て漏れが少ないメリットもあります。太い毛、濃い毛、細い毛、産毛など毛質を選ばないことから、非常に人気の高いレーザー機です。
- ダイオードレーザーのクリニック
ライトシェア・デュエット
ライトシェア・デュエットは、800nmの波長を出します。
- 従来の3分の1のスピードで脱毛ができる
- レーザー機の中でもっとも痛みが少ない
- 永久脱毛の承認を受けたレーザー機
ダイオードレーザーを進化させた最新のレーザー機なうえ、照射口が22×35mmとかなり広いため従来の3分の1のスピードで脱毛をおこなうことができます。
吸引システムにより、皮膚を薄く引き伸ばして脱毛をおこなっていくため、もっとも痛みが少ないです。
世界初のアメリカFDA(日本での厚生労働省にあたる機関)で、永久脱毛の承認を受けたレーザー機です。
- ライトシェア・デュエットのクリニック
YAGレーザー
YAGレーザーは、1064nmという長い波長を出して照射をおこなっていきます。
- 日焼け肌でも脱毛できる
YAGレーザーは、アレキサンドライトレーザーよりもかなり長い波長を出すため、皮膚浸透力が深くなり、肌へのダメージを最小限にして脱毛をおこなっていきます。
太い毛、細い毛に効果を発揮するうえ、日焼けした肌、色素沈着のある箇所でも脱毛をおこなうことができます。VIO脱毛に最適なレーザー機です。
脱毛サロンで受けられる光脱毛
光脱毛は、エステ脱毛サロンで受けることができます。
- 光脱毛の特徴
-
- 医療レーザー脱毛よりも痛みが少ない
- ムダ毛が減耗できる
光脱毛は、脱毛マシーンの出力が安定しているため、資格を持たないエステティシャンでも扱うことができるうえ、医療レーザーよりも威力が抑えられているので痛みが少ないです。
2〜3ヶ月に1回のペースで、2年ほど通うとムダ毛のない状態にかなり近づくことができます。
最近では、自社開発された光脱毛を使用しているサロンも多くありますが、大きく分けると下記の3つになります。
IPL脱毛(インテンス・パルス・ライト)
IPL脱毛は、広帯域の光エネルギーにより、毛根にダメージを与えて弱らせていきます。
キセノンランプという光を短時間のみ発光させます。医療レーザーよりも、発光時間が短いのでより肌に優しく安全性が高いです。
10mm×20mmと照射口が広いので、短い時間でお手入れを終えることができます。
s.s.c脱毛(スムース・スキン・コントロール)
s.s.c脱毛は、ビーンズジェルという光に反応するジェルを肌に浸透させ、クリプトンライトの温熱効果で毛の抑制を促す効果があります。
ジェルのみに光が反応するので、IPL脱毛よりも肌に負担をかけずに脱毛がおこなえます。
脱毛時の痛みがとても少ないことから、VIOラインや顔などのデリケートな部位に最適な脱毛方法です。
ハイパースキン脱毛法
ハイパースキン法は、36度の熱エネルギーで照射をしていくので非常に痛みが少ないです。
一般的な光脱毛は、毛根にダメージを与えていくのですが、ハイパースキン法は発毛因子にダメージを与えて発毛を抑えていくので、肌に負担が優しく、敏感肌・アトピー肌の人でも脱毛がおこなえます。
- ハイパースキンの脱毛サロン
大手脱毛サロンで受けられるニードル脱毛(美容電気脱毛)
美容電気脱毛(ニードル)は、毛穴にプロープ(針)を刺して電流を流し、毛根を破壊していくため、脱毛をした箇所からはもう毛が生えてきません。
医療レーザーよりも、永久性が高い脱毛方法になります。
アメリカのFDA(日本での厚生労働省にあたる機関)で永久脱毛として承認を受けている脱毛方法です。
- ニードル脱毛(美容電気脱毛)の脱毛サロン
エステサロンで受けられるワックス脱毛
ワックス脱毛は、ブラジリアンワックスともいわれており、ビキニラインから鼻毛、耳毛までの全身のムダ毛を毛根から抜いて脱毛をすることができます。
ワックス剤を肌に密着させて毛を抜くことができるので、繰り返すことでだんだん毛質が柔らかくなっていきます。
あなたにおすすめの脱毛方法は?
最近、主流な脱毛方法は光(フラッシュ)脱毛と、医療レーザー脱毛です。
ワックス脱毛は一時的な効果しかない
ワックス脱毛ではいくらお金をかけても結局ムダ毛がなくならないので、カミソリや毛抜きの自己処理と同じで一時的な処理にしかすぎません。
ワックス脱毛は安い金額ではないうえ、2週間くらいでまたチクチクに戻ってしまうため、キレイに保とうと思うとかなりの時間と費用がかかります。
ニードル脱毛は費用が高く、痛みが強くて続けられない
ニードル脱毛は永久性が高い方法なので非常に良いのですが、痛みが強いうえに高額な費用がかかります。
そのため、実際にやってみた人の多くが光脱毛か、医療レーザー脱毛をすればよかったと感じるようです。
ほとんどの人が光脱毛か、医療レーザーで脱毛している
多くの人が行き着く疑問が「光で脱毛をするか、レーザーで脱毛をするか」というところです。
結論からいうと、どちらで脱毛をしてもかなりムダ毛が目立たなくなります。しかし、光脱毛は、医療レーザーよりも永久性が弱いです。
脱毛から数年後、毛が再生してしまうことがあるのですが、経験からいうと「このあとから生えてくる毛は数本」です。
気づいたら、2〜3本長い毛が生えている程度なので、気になったときに簡単な自己処理(電気シェーバーなど)をおこなえば、ほとんどムダ毛が気になることはありません。
それなら費用が安く済む光脱毛がおすすめ
個人的には十分な効果を実感していることから、医療レーザーの半額ほどの費用で済む光脱毛をおすすめしています。
ただ、光脱毛をおこなった人の中には効果が感じられなかったという人もいます。
毛質によっては効果が出づらい場合があるので、光脱毛で1、2回脱毛してみて効果の実感が薄かった場合は医療レーザーで脱毛をおこなってみてはいかがでしょうか。