「脱毛サロンは騙されないか怖い」このように思う人も少なからずいると思います。
でも、心配する必要はありません。
悪質な脱毛サロンの見分け方をきちんと知っておけば、トラブルを回避することができます。
カウンセリングの時点で少しでも不安要素があれば、その場で契約せずに一度帰宅してから冷静に考えるようにしましょう。
悪質脱毛サロンの見分け方
サロンの無料カウンセリング時に感じた不安要素はその後もずっと残ります。その時点で見極めることが大切です。
説明が不適切・曖昧
サロン側の説明が曖昧だったり、いい加減だったりする場合は契約を見送りましょう。
悪質サロンは、カウンセリング時の説明をとても早口でしてきたり、希望コース以外を強く勧誘することがあります。
そういったサロンの口コミをみると、お手入れが雑だったり要らない商品をすすめられたり。不快な気持ちを抱えたまま脱毛に通っている人が多いです。
見積もりに納得できない
サロン側が提示した見積もりに納得や理解ができない場合は、契約を避けましょう。
「広告の表示料金以外にも費用がかかり予算をオーバーしてしまった」このような場合は契約をしない、もしくは再検討するのがベターです。
脱毛サロンでカウンセリングを受ける際は、あらかじめ予算を立ててから行くのが最適です。
強引に契約をすすめてくる
「強引に契約を勧めてくる」このようなサロンはもってのほかです。
いいカモにされてしまう前に、こちらからきっぱり契約を断りましょう。
いわゆる勧誘をしてくるサロンは、施術時に商品を勧めてきたり、コースが終了しそうになったら追加で契約をすすめてきたりします。
その場で断りきれないようであれば、一旦契約をおこなってからクーリングオフ制度を利用しましょう。
脱毛サロンはクーリングオフの対象になるので契約後から8日以内であれば、契約の取り消しが可能です。
手続きが少し面倒に感じるかもしれませんが、クーリングオフをおこなえば支払ったぶんは全額返金されます。
クーリングオフの方法については「脱毛サロンの解約方法まとめ【クーリングオフの条件と書き方】」の記事を合わせてご覧ください。
このような勧誘被害に遭われた場合は、早急に消費生活センターに連絡を入れて対処してもらいましょう。
予約が取りづらい
予約が取りづらいサロンで契約をおこなってはいけません。
脱毛は、毛周期(毛の生え変わる周期)に合わせて通わなければ十分な効果が発揮されません。
毛周期に合わせて通えていないと必要以上に回数が多くかかり、結果的に料金が高くなってしまいます。
契約期限が設けられている場合はさらに要注意です。
この契約期限を過ぎると、残りの回数分がすべて消化されてしまいます。
契約期限はサロンにより異なるので、カウンセリング時にきちんと確認しておくことが大切です。
このように予約が取りづらいサロンは、デメリットばかりです。
「土日でも予約が取りやすい脱毛サロンと医療レーザー|見極めるコツ!」の記事を合わせてご覧ください。、最低でも2週間以内には予約が取れるサロンに通われることをおすすめします。
勧誘被害に遭わないためには?
勧誘被害に遭わないためには、自らが情報収集をした上でカウンセリングを受けることが大切です。
ネットの口コミや、評判などで勧誘に関する手がかりは必ずあります。
ネットの口コミには大げさに書かれているものや、古いものもあります。
情報を収集する際は、信頼できる内容なのか、古い情報ではないかどうかを見極めることも重要です。
念入りに調べた上でも勧誘被害にあってしまう人も中にはいることでしょう。
そうなった場合は、消費生活センターに連絡してトラブルの旨を伝えましょう。
クーリングオフの手続きをおこなってもらえますし、もちろん個人情報も守ってもらえます。
脱毛でのトラブルを防ぐチェックシート
消費者生活センターでは、美容医療サービスや脱毛サロンに関するトラブルが数多く報告されています。
このようなトラブルを未然に防ぐために、政府広報オンラインでは下記のようなチェックシートを公表しています。脱毛サロンに行かれる際の参考にしてください。
- 価格の安さを強く主張していないか
- 悩みや希望を詳しく聞いてから、コースの提案をしていただけているか
- 料金説明を詳しくおこなっていただけているか
- 効果の程度を教えていただけたか
- 解約の条件を明確に教えていただけたか
- 皮膚トラブル等があった場合はしっかり対処していただけるのか
(料金の明細、分割の際は手数料に関しての詳しい説明、キャンセル料の有無)
(脱毛にかかる回数の提示、効果の程度)
(解約をする際に手数料が発生するのか、中途解約が可能なのか)
(提携クリニックの有無、肌トラブル発生時の対処についての詳しい説明)
脱毛サロン側から上記の内容をすべて説明してもらえるとは限りません。
不明点があれば自身できちんと説明を求めることが大切です。
もしも説明が曖昧だったり、不適切だった場合は脱毛契約をおこなわないようにしましょう。